Presentation プレゼンテーション

Show and Tell ショー&テル

スクールは、3学期制を採用しておりますが、各学期の締めくくりは、その学期に学習した成果を
【英語】で発表する子供たちによるプレゼンテーションを行います。

これは、子供たちが学習した成果を保護者の方々に参観してもらう大切な機会であり、また子供たちが自信を持って、次のステップに進むための大切な機会でもあるのです。

スクールでは、日本人が決定的に弱いといわれている討論する力プレゼンテーションの基礎を小さなうちから養うために、日常的に幼い頃から人前でも堂々と自分の意見や意思を【英語】で表現できる指導をしています。

人前で自分の意見などを発表することは、これまで日本の教育現場ではなかなか訓練されていなかったため、大人の私たちでもかなり勇気のいることです。

しかし、これからの子供たちは将来 国内はもちろん、世界で活躍するためにも、このプレゼンテーション能力を身につけることが国際情報化時代を生きていく上で必要不可欠なことなのです。

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このプレゼンテーション能力を身につけることがいかに大切なのかを、数年前にスクールでティーチングアシスタントをしていただいたMrs.SasakiのE-mailから一部抜粋させていただきますので、ご覧下さい☆

Mrs.Sasakiは、当時アメリカのスタンフォ-ド大学でお仕事をされていました。

※Mrs.SasakiのE-mailより一部抜粋

日本にいてもアメリカにいても、世界中どこにいても、いまやプレゼンテーション能力やコミュニケーション能力はどこで何をするにも必要不可欠な能力です。特に母国語にプラスして英語でのそれらを身につけることは、生徒さんそれぞれが視野を広げ、またすでにお持ちの素晴らしい価値と能力をさらに向上させるための大きな原動力につながるかと思います。

以前、飛行機のなかで、米国スタンフォード大学で脳神経の研究をされている40代くらいの日本人男性と隣り合わせになりました。その方は、「どんな内容でも、自分と同じようなことを発想している研究者は、常に世界に10人くらいはいる。だからいち早く発表しなくてはならないのに、プレゼンテーション力や論文での説得力において、自分はいつも遅れをとりがちだ。」と悩んでおられました。

これは私の持論ですが、単に英語が話せるというだけではあまり価値がないと思っています。
言葉としての英語は、相手に何かを伝えるための手段のひとつにしかすぎません。言葉としての英語は、現代社会においてそのコミュニケーションツールの世界標準であるだけです。
まずは自分自身で相手に伝えるに値する確固たる何かを持ち、身につけ、そしてそれを聞いて下さる方々に心からの敬意を払いながら適切な表現方法でコミュニケートしまたはプレゼンテーションをする。
これは日本国内であっても海外であっても極めて大切な能力のひとつではないかと思っています。
決して大げさなことではなく、どんなにささやかな内容であっても、ひとりひとりのお子様方にとっては、ノーベル賞に値する論文発表のようなものです。

このような練習を小さな頃から継続的にされておられる白山インターナショナルスクールの生徒さんは、私の目にはそのおひとりおひとりが大変ご立派であり実に頼もしく映りました。

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