インターネットの普及とともに、以前よりずっと世界が近くなったように感じられる今日このごろです。

先日もスクールのホームページを偶然ネットで見つけたと言うことで、アメリカ在住の女の子とそのお母様からとてもうれしいメールが届きました。

お父様はカナダ出身、そしてお母様が石川県出身のご家族で、女の子は、今11歳、アメリカのミドルスクールで学ぶ6年生です。

毎年夏休みには石川県に里帰りされるそうで、今年も6月に帰国予定だそうです。

まだご家族にはお会いしたことはありませんが、女の子のメールから伺える人となりは、明るく活発でしっかりと自立したお嬢さんのようです。

彼女はアメリカでも地元の学校や図書館、児童センターなどで何度もボランテイアとして、大人のお手伝いをしたり、小さい子供達のお世話をするなど、まだ11歳ながら実社会でとても素晴らしい体験をしているようです。

きっとご家族のしっかりとした教育方針の元で育っているのでしょう。

その彼女から石川県に帰省している間、6月下旬頃から土曜スクールやサマースクールで私たちスタッフのお手伝い(ボランテイア)をさせてほしいと申し出がありました。

もちろん大歓迎です。

当スクールでは、年齢や実力の違う子供たちが共に学びながら、お互いに教え合ったり、助け合い、いたわり合うことが大切な教育の一つでもあると考えます。

子供達が大人になり実社会に出た時、上下の年齢に関係なく人間関係を築いていかなければなりません。

従って、子供の時からそのような環境に慣れておくことは、とても大切なことだと思います。

そのためにも、スクールではただ年齢でクラスを分けることなく、年齢に関係なく縦割の教育方針をとっているわけですが、スクールの子供達にとっても、同年代もしくは、年上、年下である彼女が、私たちスタッフのお手伝いをしている姿を見て、それぞれの子供達が、彼女から大切な何かを学ぶことができて、良い意味での刺激となり、なおかつ楽しく貴重な体験になることを願っております。